ハーブ
腎臓や肝臓にパセリ!
とても身近なハーブですね。料理の付け合せとしてよく使われ、
お野菜の売り場で縮れたパセリをよく見かけると思います。
この縮れたパセリは原種の平葉種のイタリアンパセリの亜種です。
ローマ人が料理に使用したのがはじめとされ、
ソースやサラダなど食材に薬用ハーブにと世界で一番使用されているハーブと言われます。
中世ヨーロッパの修道院のハーブ園でよく栽培され、
腎臓や肝臓のトラブルを抱えた痛風・膀胱感染・黄疸・浮腫などの疾患に広く使用されました。
欧米のハーブ療法ではパセリの根を尿道炎や膀胱炎に使用。他にも腎結石やリウマチ、
消化不良や生理不順の改善にももちいられています。
パセリには、葉・根・種子すべてに利尿作用がある成分が含まれており、
腎臓の血流を増やし、泌尿器の炎症を抑える効果があると言われています。
特にパセリの利尿作用については、腎臓結石の排出が促されるとされ、
膀胱炎などの尿路感染への抵抗力が強化されると言われています。
血圧を下げる効果があるとする学説もあります。
○家庭でご自身や愛犬に活用する手軽な方法○
パセリの生の葉カップ1/4(大さじ2-3)に1カップのお水を目安に注いで、
熱して沸騰する前くらいで火を止めて、冷ましたパセリウォーターを。
人なら1日3カップくらいを目安に摂取する。