活性酸素とは?

私たちは生命維持に必要なエネルギーを得る為、細胞内のミトコンドリアで絶えず酸素を消費しています。

これらの酸素の一部は代謝過程において活性酸素と呼ばれる反応の高い状態に変換されることがあります。

活性酸素は酸素のように電子の数が一定でないために様々な物質と化学反応をもたらすのだそうです。

代表的な例は過酸化水素(オキシドール)、傷口に塗ってばい菌をやっつけてくれる物質です。体内でも活性酸素は適量であれば細菌やウィルスを殺してくれる役割を担ってくれます。

しかし何らかの要因で発生量が過剰になるとウィルスや細菌だけでなく正常な内臓や血管を攻撃してしまいます、また活性酸素が長期間体内で蓄積されてしまいDNA(遺伝子)を傷つけてしまうと3ヶ月から6ヶ月で正常に再生されると言われる細胞が再生できずに癌細胞が作られたり、世代交代の過程では胎児の奇形につながったりすると言われています。